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地球守り
10月1日は「浄化槽の日」です。
皆さんが浄化槽と聞くと、戸建住宅などで使用される家庭用浄化槽をイメージされることが多いのではないでしょうか。
一時期は下水道の普及に伴い市場が縮小していましたが、近年は下水道と比較した際のコスト面での優位性や、災害時に強いという特長が改めて評価され、見直されつつあります。
実際に、東日本大震災や能登半島地震の際には、仮設住宅向けの生活インフラとして活躍し、被災地の復旧・復興を支えました。
一般的に浄化槽は英語で「Septic Tank」と訳されますが、日本の浄化槽は非常に高度な技術を有していることから、「Johkasou(ジョウカソウ)」という名称がそのまま国際的に使用されることもあります。
さて、水の汚れ具合を示す指標の一つにBOD(生物化学的酸素要求量:単位 ppm〈mg/L〉)があります。この数値は低いほど水がきれいであることを示します例えば、アユが生息する清流のBODは1~2ppm程度です。一方で、コイやメダカが泳ぐ、少し濁って見える川でも5~8ppm程度といわれています。
ちなみに、しょうゆのBODは約150,000ppmです。しょうゆ1カップ(200mL)を魚が住めるレベルまで薄めるには、お風呂約30杯分(約6,000L)の水が必要といわれています。油の場合はさらにその約10倍の負荷があるため、そのまま流してしまうことは環境に大きな影響を与えます。
私たちは食品であることから「きれいなもの」と考えがちですが、排水という視点で見ると、意外にも環境へ大きな負荷をかけていることが分かります。
家守りは、『人』のWell-beingな生涯を守り続けていくこと
を社会的な存在意義として掲げています。
そのためには、人だけでなく、住宅だけでもなく、その暮らしを支える環境を守ることも大切です。
私たちも日常生活の中で排水への意識を少し高め、環境に配慮した行動を心掛けていきたいものです。