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海外建築事情2
以前、台北市内でユニットバスを設置した際のこと。
ユニットバスはホテルなどにあるトイレ・洗面器付の3点タイプでした。
いざ設置の作業に入るとトラブル発生。
規格の違いで排水管の径が合わない。サイズの合う排水管の持ち合わせはなく、異形ソケットもなし。すると設備の職人さんはガスバーナーを持ち出し、おもむろに径の大きな配管の端を焙り始めました。何をするのかと見ていると焙って柔らかくなった配管に小さい径の配管を差し込み手で押さえて径を合わせて形を整え接続してしまいました。現場で異形ソケットを作ってしまったような感じです。
もう一つトラブルが起きました。今度は排水管とユニットバスの脚が干渉して配管が通らない。本来ならエルボを使って、経路を変える必要があるのですが、先程の職人さん、またしてもバーナーを取り出し、今度塩ビ管の中央部分を焙りながら徐々に曲げて行きます。配管はバナナのような形状になり、見事脚を回避し、接続することができました。
職人さんのとっさの判断、行動に驚いたのと何とか納めてしまう柔軟さに感心しました。
ただ火で焙って無理やり設置したので(塩ビ)配管は劣化しているでしょうし、ストレスもかかっているので、いつ亀裂が入り、漏水するか不安ではありますが・・・。
現代の日本では考えられないですね。