シロアリ予防の効果は5年、あなたの家は大丈夫?
シロアリ予防(防蟻処理)の効果は5年以内で切れます
防蟻処理(ぼうぎしょり)とは、シロアリ被害を未然に防ぐために住宅の構造材におこなう対策の1つです。床下に薬剤を散布もしくは塗布して消毒する方法が一般的によく使われていますが、その効果が保証されるのは5年以内です。
木造住宅の劣化原因は、1位が腐朽、2位がシロアリによるものだと言われています。腐朽やシロアリの被害を受けると修復が必要になるだけでなく、お家の資産価値も下がってしまいます。また、被害が大きいと耐震性能も低下してしまいます。
アメリカカンザイシロアリの被害が年々日本で拡がっている
これまでの日本でのシロアリのイメージといえば、ジメッとした床下の地中から這い出てきて、家屋の柱などを食い進むものでした。
日本の代表的なヤマトシロアリ、イエシロアリ(イエシロアリはもともと外来種です)は乾燥に弱く、適度な水分がないと生きていくことができません。
ところが、ある日突然に空中を飛んできて、家屋の二階からでも入り込み、水分の無い乾いた木材(乾材)でもバリバリと食べてしまう・・・。
地面から離れているはずの屋根裏の柱が先にボロボロと痛むなんてことは誰も考えていなかったのです。
これが現在日本で猛威を振るっている外来種のアメリカカンザイシロアリです。
土壌を介さず、水分の無い乾いた木材も食害するシロアリはレイビシロアリ科で「乾材シロアリ」とくくられ呼ばれることもあります。
アメリカカンザイシロアリにはホウ酸処理が最適
アメリカカンザイシロアリ駆除薬剤の主流である合成殺虫剤の類いは、確かに駆除に強い威力を発揮しますが、有機化合物由来であることと、人体や環境等への影響を踏まえ残留しないように数年で成分が分解されるように作られています。
また、屋内でのネオニコチノイド系に代表される合成殺虫剤の使用は、人、特に子供、乳幼児、高齢の方などの健康弱者、またペットに不可逆的な健康被害の懸念があり、久しく健康被害が報告されています。
EUではネオニコチノイド系農薬への使用制限を設けて久しいですが、殺虫剤の怖さは、危険性がよく分からないことにあります。
健康被害や、再処理費用の増加でメリットを享受できるのは、住まい手ではないのは明らかです。
では、効果的かつ安全な対策はどうすればいいのでしょうか。
それはホウ酸処理によるシロアリ対策です。
ホウ酸は、健康被害や揮発による吸入の心配がなく、屋内の空気を汚さないため化学物質過敏症やシックハウス症候群、アレルギーへの懸念もない、あわせて永続的な予防効果を発揮する、人と環境に寄り添った最適な木材保存剤なのです。
ホウ酸には木材の防腐効果もあります
ホウ酸には防蟻効果だけでなく、木材の防腐効果があることが多くの公的機関により実証されています。
ホウ酸塩が木材の内部に浸透することで、 シロアリと木材腐朽菌から木材を守ります。
ホウ酸は、木造住宅の劣化原因の1位と2位である腐朽とシロアリ被害を同時に防ぐことができる優れた木材の保存剤です。
ホウ酸による安心安全なシロアリ対策、家守りにお任せください!