家守りについて
おうちをずっと、Well-beingに
株式会社家守りは、おうちの検査・点検・メンテナンスを通じて、おうちをずっとWell-beingにする会社です。
欠陥住宅で苦しむ人をなくしたい
家守りの挑戦は、ひとつの悲劇からはじまりました。
「親の家の話になりますが、頑張って働いて2階建ての家を作ってもらったんですが、雨漏りが2カ所あって、その工務店さんがよくあるパターンで親戚で建ててもらったということで、思ったことも言えずみたいなところから、何度も何度もそのために時間を費やしてというのを見てまいりました。」
欠陥住宅で苦しむ人をなくしたい!
そんな使命を抱いて、第三者検査機関「家守り」が立ち上がりました。
「施工中の検査に関して調べたところ、ある検査会社と巡り合って、そこでいろいろと学びながら、家守りのオリジナルのものに仕上げました。家守りをたちあげてまもなく20年になります。欠陥住宅をなくすために品質検査を広げることが、社会貢献の一つになるんじゃないかという思いでスタートしました。」
身近な失敗経験から生まれた家守りの発想。
家守りでは検査・点検・メンテナンスの3つの視点で家のwell-beingを守る会社として、全国51拠点・累計20万棟以上の住宅に対応してきました。
「当社のスタッフに関しては、“Well-being”を挨拶がわりに業務に励んでいます。意味合いとすれば、肉体的にも精神的にも社会的にも健康な状態、健全な状態を維持することが大事ということで、すべての社員がこれを重んじながら行動していってもらいたいと考えております。
また、第三者品質検査であることを、重んじて貫いてまいりました。会社をスタートした当初は、指摘を出すとその指摘を消してくれとか、取引をやめるみたいな世界だった記憶があります。ただ、お客様のため、エンドユーザーのため、工務店さんのためにも、ありのままの状態を忠実に報告するというところだけは曲げてはいけないと考えております。」
次の10年に向けた取り組み
「2022年度からは、“クレド”、信条という意味合いになるかと思いますが、全スタッフがクレドを携行しております。一人一人が、自身の信条を記入して、確認しながら行動していくということを始めております。」
住宅事情や環境の変化に応じた変革が求められてきたと考えた家守りでは、『次の10年』に向けた取り組みとして様々な角度からの提言・スタッフの意識改革、企業のあるべき姿をまとめました。
たとえば、デジタルトランスフォーメション。AIやドローンを活用した検査や点検、VRを活用した検査員のトレーニングは、いずれも遠い未来の話ではありません。
家守りはこれらの新しいテクノロジーの活用にも積極的に取り組んでいます。
また、SDGsへの取り組みを進めるにあたり、社内に「SDGs推進室」を立ち上げ、3つのサステナブルビジョンを策定しました。
そのビジョンに則り、地球環境の保全、住まいに関するお困りごとへの積極的な関わりとともに、働きがいのある職場づくりを全社的に推進しています。
「今までやってきた20年、検査の量を追って業界で一番になり、質も上げてというところでやってきました。ここからの10年は、コロナ、そして戦争も起きている状態の中で、人手不足等も伴って、ただ数を伸ばしていくかというと、ちょっと無理があるんじゃないのかなと思っております、検査部門の未来像としては、品質向上のコンサルティング業務の方に徐々にシフトしていくことが見えてきたかと思っております。長期保証、それから品質検査・アフターメンテナンス業務、また、温暖化対策など、社会に必要とされる存在を目指すという気持ちを全スタッフが強く持って、継続してやっていきたいと思っております。」
家守りが目指しているのは、ただ業績を伸ばすということではありません。
お客様に「家守りが検査しているから安心」と言ってもらえることを願いながら、日々業務品質の向上に努めています。
これまでも、これからも…